関西学院同窓会静岡支部 

支部長   横田 千春

 

 

 

 皆さま、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。

 さて、静岡支部ホームページの告知にもありますように、突然ではありますが、本日より関西学院同窓会静岡支部長に就任することとなりました。何しろ急なことで、総会での承認のない支部長就任ということでもあり、所信表明という大袈裟なことではありませんが、簡単に所感を記させて頂きます。

 

 関西学院同窓会静岡支部は、1996年春に齋藤初代支部長の下で強固な基盤を作り上げた支部です。その基盤をカタパルトとして2代目の岩田支部長のリーダーシップで飛躍的に成長し、3代目の三宅支部長の提唱された「関学に全てを言わせるな。こちらで察知して動こう!」という合言葉で、一気に成熟した支部だと感じています。そのことは、首都圏の大学の同窓会に「そこまでやるか!関西学院!」と言われてきたことでも明白かと思います。そこに、「堅苦しくない、気楽に参加できる同窓会」を標榜された中井前支部長が、志半ばで勇退されると言う事態になったわけです。この流れを継承することが肝要と心に刻んでいるところです。

 しかし、中井前支部長の任期満了までの5カ月間と言う短期間でもあります。まずは目の前のことに対応する。そしてそのプロセスの中で、改めて「関西学院のスクールモットーである“Mastery for Service”を考える機会になればなぁ」と個人的には考えるところです。

 

 1971年4月に関学ファミリーの一員となって以来、このスクールモットーは私にとって人生の宿題のような感じで、ずっと心の片隅のどこかにあったことは確かです。そうかと言って、いつも向き合ってきたわけでもありません。日々の生活に感け、多忙さに振り回されて「いちいち向き合いきれなかった」というのが正直なところです。それが、静岡支部創立以来の同窓会活動や娘の関学進学に伴う後援会活動などの機会に恵まれたお陰で、やっと向き合えることになったような気がします。

 ですから、静岡支部の規約の冒頭にある“スクールモットーである「マスタリー・フォア・サービス」の理念の社会での実践”を、「静岡支部の活動を通じて、どのようにすれば実践できるのか?を考える5カ月間になればエエんやけど・・・」と漠然と願っているところです。まずは、2月18日の「関関同立大交流会イン静岡」に向けて動き出したいと思います。

 今後とも、これまで以上の皆さまのお力添えをお願いする次第です。

 重ねて、2018年が皆さまにとって素敵な一年となりますことを祈念します。

 

2018年1月元日